べっ子さんの日頃

文化の日
日本の国民の祝日の一つで、日付は11月3日である。国民の祝日に関する法律（以下「祝日法」）では「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨としている。（wikiより）

文化の日、読書の秋という事で11/3日は読書をしようと、天気も良いので部屋に引きこもってました。
「べっ子さんの11/3日のすごし方」
朝9：00頃起床
朝食
ラノベを読む
天気が良いためウトウトと昼寝
昼食
ラノベを読む
天気が良いためウトウトと昼寝
ラノベを読む
犬の散歩
夕食
ラノベを読む
べ〇パさんとチャット
ラノベを読む
1：00頃就寝

充実した一日でした。

という事で11/1日に買ったラノベの感想です。
*ネタバレは極力控えてます

子ひつじは迷わない 走るひつじが１ぴき
著者/玩具堂　　イラスト/籠目
第15回スニーカー大賞　大賞受賞作

あらすじ 生徒の悩みを解決に導く「迷わない子ひつじの会」。 そのメンバーである成田真一郎は、寄せられる風変わりな相談に大奔走！　 そんな時出会ったのが、生徒会室の隣を隠れ家にするボサボサ頭の仙波明希。 ダラリと本を読んでいる彼女に、なにげに相談について聞くと、 毒舌だけどとても的を射ていて――！？ 実は生徒たちに「子ひつじの会」が広まったのは、この仙波の活躍が会ってこそだった!!

寄せられる悩みをミステリーのように展開している物語ではあるのですが
なぞの部分が解決されたときの驚きが薄く、予想できてしまうのが残念でした。
ただ基本的には読みやすいし、話の作り方はうまいと感じました。
大賞だから「すごい面白い」とかではなく「安定した面白い作品」という感じがします。
これから期待大という感じでしょうか。
続きも出る〆だったの次巻も購入予定
メディアミックス化が決定されてるようで、ドラマＣＤとコミックの方も発売予定のようです。


丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ
著者/耳目口司　　イラスト/まごまご
第15回スニーカー大賞で優秀賞

あらすじ 神楽咲高校に入学した咲丘は、「丘研」の入部案内を見て直感した。 これこそ“風景”を愛する俺のための部活だと!部室に向かった咲丘は、 代表・沈丁花桜と意気投合、早速入部。 だが、丘研の正体は「オカルト研究会」、 沈丁花の世界征服の野望のために日々活動していたのだ。 「君は完膚無きまでに自分を知られたことはあるかい?」 知ること=支配すること。世界を知るための戦いが始まる!

ちょっと変わった趣味や、考え方を持つ人たちが集まった「丘研」メンバー達が
オカルトめいた事を探し、解決していくだけの作品と思いきや、
序盤と最後の方では、読んで行くにつれて、
まったく作品に対する印象が異なっていく感じがしました。
帯に「スニーカー史上最凶の＜優秀賞＞出現」と書いてある通り、
1つの事件を解決するたびに「丘研」メンバー,
一人ひとりの狂人めいた過去が語られていきます。
読み終わった後には「うむ！面白い」と声に出してしまいました。
ジャンル的には、かなりアングラ系でグロ表現も多いですが
物語を楽しむというより、キャラクターで読ませる作品だと思いました。
イラストもモノクロ調で、この作品にピッタリなイラストになっていると感じます。
普段からラノベを読んでる人向けに、オススメしたい作品だと思います。
個人的には「子ひつじは迷わない」よりこっちの方が好きかな～

・角川スニーカー文庫「子ひつじは迷わない 走るひつじが１ぴき」
・角川スニーカー文庫「丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ」