べっ子さんの日頃

蒼穹のカルマ(6)

5年後の未来からやってきたという在紗
その在紗が告げた言葉は「ねぇさまが死んでしまった世界から、来たの」
どうやら駆真は近い将来死ぬそうです。
というのが前巻の最後の話。

それでは最新刊6巻の感想を。

今回もやってくれました表紙絵でｗ
これまでも「え？学生服？」「え？なぜ魔王？」「え？魔法少女？」と
毎回表紙イラストで楽しませてくれ、そのまま内容も捉えた見事なイラストな本シリーズ。
今巻も前巻ラストで在紗が告げた、「駆真の死」を見事に表現された表紙イラスト。
駆真以外が表紙になるのも初めてですが、その駆真本人が遺影イラストになるなんてｗ
しかも、駆真の顔のなんとも言えない満足そうな満面の笑みｗ
もう遺影（イエーイ！）とか言ってそうですね。
「女王種が発する誘性物質の抑制方法」という問題が解決しないまま
一応、女王編が一段落したと思われましたが、
休むこともなく、駆真の死を止めるために未来からやってきた17歳在紗の登場。
その在紗が何度も駆真の死を回避しようと奮闘する
パラレルワールドありタイムリープありタイムパラドックスありの
「Steins;Gate」のような展開の話。

様々なタイプに成長した在紗が、駆真を死の運命から守る為に、何度も失敗し8月13日を繰り返すと言う
「涼〇ハル〇」のエンｒｙみたいな状態
在紗大好きな駆真にとっては、そんな「様々なタイプの在紗」がやってくるたびに死亡します。
その原因は、「様々なタイプの在紗」に興奮し鼻血ブーの大量出血という、ありえない死に様。
死に顔は満面の笑み。
蒼穹騎士団最速の騎士であり、勇者でもあり魔王にもなり神様にもなり（魔法少女ｗ）
様々な肩書きをもつ駆真ですが、在紗には勝てません！
そうです在紗には勝てません！
ラスボスは在紗でした！ｗ

それにしても敵である在紗に命を狙われてるにもかかわらず、17歳に成長した在紗を
想像し歓喜する駆真には笑えました。
相変わらず残念な鳶一も健在ですｗ
「誘性物質の抑制方法」「駆真の命を狙う在紗」
など問題が山積みな次巻ですが・・・・・記憶喪失になるとは・・・ｗ