忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



シゴフミ 第12話(最終話)「シゴフミ」

脚本:大河内一楼 コンテ:佐藤竜雄 演出:桜美かつし
作画監督:川上哲也、岩瀧智、吉田尚人、清水明日香


シゴフミ最終話の感想です。



文歌がキラメキを告訴した理由は、自分自身が前に進んでいく為。
結局自分の半身でもあるミカ(フミカ)を撃てず、ミカの力を借りて、
ミカを撃った事も要因だったようです。


高校生活を始めた文歌は、要の学校に転入したわけですが。
この学校、シゴフミの話にも良く出てきますが、相変わらずどうしようもない学校ですね。
有名人の娘が学校にやってきて、しかも今話題の、実の父親キラメキを告訴した娘。
でもまぁ人間の興味の目というものは、この世の中どこもこんな感じなんでしょうが。


先週最後に出てきた金髪女性は文歌の母、美川キレイだったようです。
しかしまぁ父親のキラメキといい、この母親のキレイといい、
どうしようもない両親ですね。
結局どちらも自分の事しか考えてない始末、離婚して当然だと思う。
「子供は生まれてくる親を選べない」とよく言いますが、そんな事を強く感じました。


文歌もミカも自身がやりたかった事、願望、欲望をお互いに曝け出して、
それぞれ一人の人格だと気づいた。
それを知ってしまったらもう、一人の人格にはなる事なんて出来ないと思ったのかな?
「二人いるね。いいじゃん、それで。」という事なんでしょうね。

そして結局、それぞれの人生を歩みだした。
という事なんでしょう。
今までは相手に異存しあって生きてきた、この2人ですが、
これからは、お互い自立して生きていくと。

上のキャプチャだけ見てみると、お互い言い争ってたら、頭ぶつけて痛くて泣いてたら
それを観たチアキが呆れてた場面みたいだ(笑)



最後のエンディングは、今までシゴフミを渡された&関係者のその後という感じで、
こういう描写、アフターストーリ的なものは私は好きですね。
シゴフミによって心が救われた人、自分がやってしまった罪を償う人。
まぁ無難な最終話でしたが、シリーズ通して色々と考えさせられる作品だったと思います。
なんとなく、地獄少女にも似た作品だとは思いましたが(笑)
スタッフのみなさんお疲れ様でした。

PR

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿


この記事に対するトラックバック

トラックバックURL