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レンタルマギカ<魔法使いの記憶>

51tXJik0CrL._AA240_.jpgレンタルマギカ<魔法使いの記憶>

前巻と言っていいのか解りませんが、「魔道書大全」が発売されて
から1ヶ月で発売された新刊「魔法使いの記憶」の感想です。
前の巻「魔道書大全」はレンタルマギカのイラストを描かれている"pako"さんの
イレスト集&短編だったのですが、今回も4編からなる短編集でした。
話の時系列としては倫敦(ロンドン)に向かう前と11巻後の話です。



「魔法使いの査定!」では レンタルマギカに入社したオルトヴィーンが
みかんと黒羽を査定するという話で、その査定の中で鬼の祭りの後に大切なものを見つけ、
そして自分の行くべき道を得たみかんの成長が描かれています。

「魔法使いの代理授業」では倫敦での事件後、魔法学院で穂波とアディリシアの先生の
マクレガー教授に代理授業を依頼され、その授業の最中にイツキがジャック・オコナー
という生徒に魔術決闘を申し込まれるという話。
そしてその魔術決闘の中でイツキはアディリシアの過去を覗く事になるのですが、
この先の本編の方の話が面白くなりそうな事が書かれてます。(そこまでやるかわからんけどネ)

「魔法使いの約束」ではユーダイクスを治す為の材料を探しに、みかん、ラピス、穂波、イツキが
ウェールズ森に向かう。
その森とは昔、穂波が修行した場所。
その森でイツキの眼の治療をする穂波だったがイツキの眼(妖精眼)が拒否反応を示す。
この話の中で穂波がイツキの精神の中へ入るのですが、そのイツキの精神の中で、
穂波が自分と似た部分をもつイツキを見つける。

「魔法使いの出会い 」この話が一番びっくりさせられました。
猫屋敷がレンタルマギカに入社する前の話です。
その猫屋敷とある男の因縁が描かれています。
そうですあの男です、みかんが毛嫌いしているあの男です。
まだまだ、この話の後の話も描かれそうな感じがしましたね、早くこの話の後の話も読みたいです。

今回は短編集で最初は「短編集」か・・・と思っていましたが、
なかなかどうして、本編がますます面白くなるような仕上がりの話になっていたと思います。
先代アストラルの話は面白いですなぁ~。

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