忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



俺の妹がこんなに可愛いわけがない(7) 感想



「お、おまたせっ」
 顔を上げると、照れくさそうな微笑みを浮かべている……
 俺の彼女がそこにいた。俺の愛しい恋人である彼女の名前は、高坂桐乃。
 「あんたのこと……“京介”って、呼ぶから」
 「だって、その方が……恋人っぽいじゃん?」
 めちゃくちゃ仲の悪い兄妹だったはずの俺たちが、
 こんなただならぬ関係になっちまうなんて…………まるで悪夢だ。
 夏休みに入ってからというもの、俺の周りでは恋の話題が尽きやしない。
 「待て……殺さないでくれ……」 あやせの家にお呼ばれして、楽しい一時を過ごしたり。
 「──妹に彼氏ができたかもしれない」
 「実姉モノのエロゲーが姉さんに発見されてしまいました」
 「責任を取ってもらいますわ、京介さん」
 友達から人生相談(?)をされたり。
 そして一年ぶりの 『あのイベント』 も──
 シリーズ最大の山場到来!? 人気作第7弾!!
※注意
電車の中、公共の場所、近くに他人がいる、
などの場所では、読まないほうが良いと思います。


では感想(ネタばれありです)です。



なぜ「注意」か!
ずっとニヤニヤと笑いが止まらないからです(笑)
今回の7巻は、アニメの話から丁度丸1年後話になっております。
アニメ観てからこの7巻を読むと、「桐乃はずいぶんオタクを隠さなくなったなぁ」とか
「瑠璃タン素直になったなぁ~」とか「あやせタン変わらないなぁ~」とか
「京介、変態度増したなぁ~」とか1年でキャラクター達ずいぶん変わったなと思うわけで。

さて、前回の「あんた、あたしの彼氏になってよ」と桐乃のお願いにより
「桐乃の彼氏になってしまった京介!」と言うわけではなく、彼氏のふりをするイベントでした、
彼氏のふりをしてデートしたり、一緒にプリクラを撮っている所を知り合い達に見られたりとか、
近所のおばさん達に見られていたとか、エロゲーよろしく本当にこの作品は、
基本エロゲーなんだろうなぁと、お約束のイベント盛りだくさんで進んでいきますが
桐乃の本当の彼氏疑惑が浮上し、京介の真情穏やかじゃなくなるわけで、、
しかしその話の流れの中で、桐乃、黒猫、沙織、京介4人達の1年ぶりのコミケイベントを
楽しんでいる雰囲気が話を和ませてくれたり、瑠璃タンが京介に対する本気度が増したことによる
恋する乙女っぷりがたまらなく可愛かったり、
桐乃を餌にして京介は女子達を攻略してるんじゃないだろうか疑ったりと
良い感じにストーリに緩急をつけていて、読んでいてニヤニヤが止まりませんでした。

とはいえ、今回の話のキモは終盤でしょう。
「桐乃本当の彼氏事件」により、京介に対しての自分の気持ちをぶちまけた桐乃。
しかしながら桐乃のこの気になる一言。

あのときは気持ち悪いみたいな顔したくせに!』

「あのとき」とは「彼氏のふり」の時か、それとももっと過去(桐乃と京介が無視し合っていた頃)なのか
まぁ後者でしょうが、そこがこの作品のキモなんでしょね。
しかしながらシリアスな話の最中に母親の

「──ま、まさか、まさかあんた」
「ついに妹に手をだしたのね!?」

には爆笑しましたw
こういうセリフを言うという事は、薄々京介がそういう風になるのではと思っていなければ
こんなセリフ出ませんよね?w
親から観てもシスコンなんでしょうね京介はw
まぁ私もシスコンなのでなんともいえませんがw

最後に黒猫イベントが来てしまったわけですが
「私と付き合ってください」と黒猫に告白されて第7巻終わりと思い。
なるほど、これが「衝撃のラスト」なのかと思いきや!
ページをめくると・・・・・

この告白から数日後・・・
俺と黒猫は、恋人になった。

・・・・・・・・「恋人になった」(`・ω・´)
「恋人になった」/(^o^)\

ええええええ!
桐乃のあの告白はなんだったんだあああぁとか
地味子はどうするんだぁああ!とか
いろいろ疑問も残りますが、まぁ今回の「彼氏フリ」のように、次になにかしらあるんでしょたぶん。

そういえば話の中であやせタンの人生相談とか
他にも短編集を作るぞぽいセリフがあったので
そろそろ短編集の方も出そうですね
アニメ効果で発行部数が、どのぐらい伸びるかも気になる所で第7巻感想でした。

PR

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿


この記事に対するトラックバック

トラックバックURL