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シゴフミ 第10話「デアイ」


脚本:大河内一楼 絵コンテ:二瓶勇一 演出:矢吹 勉 作画監督:高野和史・野村芙沙子

フミカを中心とする話も、おおかた8割ほど終わったシゴフミですが、
今回の話は、また「救えない話」にでもなるんじゃないかと心配していたのですが・・・
そんな10話の感想です。






《公式より》
母親に連れられて親戚の家に来ていた文伽は、従兄の日比谷毅彦と留守番をすることになる。
突然ゲーム会社を辞めて、家族に不審がられながら、自宅で絵を描いていた日比谷。
彼は食事に出るついでに、ゲームセンターや映画館に文伽を連れて行く。
しかし帰り際にふとしたことで若者に絡まれ、警察沙汰になってしまう。
自分に非がないにもかかわらず、その境遇のせいで取り調べを受ける日比谷を外で待つ文伽は、
シゴフミを配達するフミカに出会う・・・。



冒頭で今回登場の<文伽>と呼ばれた少女が出てきた時に、
「また<文歌>の過去話?」と思ったのですが、
そんな話ではなく、別人だった様です、でも小さい時の文歌に似てるよなぁ(笑)


今回の話を短く書くと、
「癌の宣告を受け、自暴自棄になった日比谷が、従妹でもある少女の文伽に心を救われる」
という感じなのかな?
なにか、このシゴフミの話を1~10話まで見てみると、中盤から後半にかけて
良い話&面白い話が続いてる気がします。
前半が「救えない話」ばかりだったので・・・(笑)
そして今回の10話は、面白いというか、先週に引き続き「心温まる話」だったと思えます。
結局今回の青年(日比谷)は死んでしまったのですが、
この少女(文伽)が居たおかげで全体的に丸くなった感じなんでしょうか。
これでこの文伽が居なかったら、自暴自棄になった青年が交通事故に合って死んでしまった。
という面白くもただの暗い話になった事でしょう(笑)

結局の所、今回の話は、
「命という物は一度死んだら、ゲームみたいにコンティニュー出来ないんだよ?」

と言いたかったのだと思います。
なんとなくですが、今までの1~9話の話に、問うような感じの話だったのでは?と感じました。

そして、とうとう文歌が目覚めた所で今週は終わり。

次回は

第11話「メザメ」
最終回まで後2話ですが、今まで眠り続けてた文歌が、
とうとう目覚めるという話になるんでしょう。
さて文歌が目覚め、「フミカはどうなるのか!」という所が注目すべき所なのでしょうか。
予想が付かない最終回に向けて来週の11話も見逃せない所ですね。

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この記事に対するコメント

それが逆に良いのかなと思います

>前半が「救えない話」ばかりだったので・・・(笑)
救われない結末だからこそ、このシゴフミが救いになるのかなと。
1話2話なんてほんとにそう思いました。
そこを描かないことがまた僕的にはいいな~と。
確かにハッピーエンドではないけれど
このシゴフミの重みというかありがたさというかそういうのがあるんじゃないかな~と。

【2008/03/09 17:37】師叔 #5114c2818b(URL)[編集]

Re:師叔さん

>救われない結末だからこそ、このシゴフミが救いになるのかなと。
その通りだと思いますよ、いい事言いますね。

このシゴフミというアニメは、
「死ぬ、死なない」とかではなく、シゴフミを受け取った事によって、
その人の心が(人とは限りませんが)
「救われたか、救われなかったのか」
という事を言いたいのでしょうね。
あまり良い返信コメントを書けなくてすみません。

【2008/03/10 21:59】べっ子さん #93652cfb0b()[編集]

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